クラスTシャツ・選べるボディと素材、プリントの種類について

主に学校行事のためにクラスで作る「クラスTシャツ」。基本的にはTシャツで作りますが、Tシャツ以外にもポロシャツやトレーナーなど、ボディの選択肢はさまざまです。また、プリントの方法も何種類かあるので、希望するデザインや素材により適切なものを選択しましょう。

クラスTシャツのボディについて

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツ用のボディは、Tシャツのほかにもさまざまなものがあります。また、Tシャツという一つのジャンルの中でも、袖の長さ、襟の形態などの違いにより細かい分類があります。季節やイベントの性格、予算を考慮して選ぶといいでしょう。

Tシャツ

クラスTシャツ。その名前の元になっているボディがTシャツです。「クラス全員お揃い」のウェアとしては、もっとも多くの人になじみがあるのではないでしょうか。Tシャツのボディは数多いので、クラスTシャツで使用されることの多い3種類のみ紹介します。

・半袖Tシャツ
半袖のクルーネック(丸首)Tシャツです。もっともオーソドックスなタイプのTシャツで、リーズナブルな値段、豊富なカラー、多彩なプリント方法が選べるなど、クラスTシャツ作りにとても都合のいい特徴を持っています。ボディは薄手のライトウェイトから厚手のヘビーウェイトが取り揃えられているのが普通です。襟の形状が違う「Vネック」や袖の形状が違う「ラグラン」などのバリエーションがあります。
・長袖Tシャツ
長袖のクルーネックTシャツです。春や秋など、半袖では少し寒いかな、ぐらいの季節のイベント向けに使われることの多いボディです。
・ドライTシャツ
体育祭や球技大会など、アクティブなイベントや、暑さの厳しい時期のイベントに向くのが、このドライTシャツです。吸水性のある速乾素材が使われていて、汗をかいても蒸れないことが特徴です。

ポロシャツ

ポロシャツも校内イベント用のクラスウェアとしてよく利用されています。Tシャツと比較すると、プリントを入れられる位置に少し制限がありますが、多彩なボディカラー、多彩なプリント方法が選べるなどの点は共通しています。価格はTシャツよりも若干高めですが、Tシャツよりは少しだけフォーマルな印象を出せますので、校内イベントだけでなく、校外学習やボランティアなど、校外のアクティビティにも向いています。

トレーナー・パーカー

トレーナーやパーカーは、スウェット素材を使った長袖のウェアで、ほぼ年間をとおして着ることができます。Tシャツ同様、オンスで生地の厚みの感覚を知ることができます。また、秋から冬にかけては、裏起毛タイプの製品の人気が高いようです。

・フーディー
フードの付いたパーカーで、プルオーバーとジップの2タイプあります。
・トレーナー
オーソドックスなプルオーバータイプのクルーネックトレーナーです。ファスナーが無いためプリントスペースが限定されないのがメリットです。

ドライ素材について

すでに少し触れましたが、ドライ素材は吸水性の高い、主にポリエステルを使った生地で、一部の製品はUVカット性能もあり機能的です。これまでのドライ素材は人工繊維ならではのテカリ感がありましたが、最近のものはコットンにひじょうに近い肌触りや色になってきています。

クラスTシャツのプリントについて

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツ作りでは、プリントの方法を考えることが大切です。プリントの方法により、表現できることには違いがあるからです。現在、多くのプリント方法が存在しますが、もっとも一般的なプリント方法は、「シルクスクリーンプリント」で、このプリント方法は繊維以外にもさまざまな製品に使用されています。ここではクラスTシャツのプリントで使われるいくつかのプリント方法をご紹介します。

シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントは、Tシャツのプリント方法としては古くから使われていて、現在でももっとも一般的な方法です。デザインに合わせて、フレームの中にシルク(ナイロンなど他の素材も使われます)の張られた版を作ります。この版はメッシュ状になっていて、この版からインクを刷り出して対象物にデザインを印刷します。デザインの色数が多くなると、その分だけ版を作らなければならないので、通常は1~3色程度のプリントで使用します。カラーは豊富に揃っていて、ゴールドやシルバーを含む20色以上のプリントに対応しています。また、ほかのプリント方法がボディを選ぶのに対し、シルクスクリーンプリントは、ほぼすべてのボディに印刷することが可能です。
インクジェットプリント
インクジェットプリント最大の特徴は、フルカラーで印刷ができること。デザインデータをコンピュータに取り込み、専用のプリンターを使用して直接Tシャツやトレーナーなどに印刷します。フルカラーなので、繊細なデザインのプリントに向きますが、綿混やポリエステルボディへの印刷には向きません。また、濃い色の生地にプリントしてもインクが負けてしまうため、通常は白など薄い色のボディに印刷します。
デジタル転写プリント
デジタル転写プリントは、コンピュータに取り込んだデータを専用の転写シートにプリントして版を作ります。そのシート状の版を、印刷対象となるボディに圧着させることでプリントします。こちらもフルカラーなので、写真などの繊細なデザインを印刷する場合におすすめのプリント方法です。大きなデザイン、色数の多いデザインなどにも向くプリント方法ですが、通気性が少し損なわれるという弱点もあります。
カッティングシート
カッティングシートは、色の付いたシートを専用のプリンターで切り抜いてTシャツのボディに貼り付けていくプリント方法です。版を作る必要が無いので、番号や名前など、一人ひとり異なるパートがあるクラスTシャツ作りには欠かせないプリント方法だといえるでしょう。単色でしか表現することができないというデメリットがあります。プレス機で圧着させるため、跡がついてしまうことがありますが、洗濯すれば消えます。

クラスTシャツのデザインについて

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツをデザインする方法は、大きく分けると二つあります。ショップが用意している既存のテンプレートを使用する方法と、完全にオリジナルのデザインを用意する方法です。

テンプレートを利用する
多くのTシャツプリントショップではテンプレートが用意されているので、Tシャツのボディとテンプレートにあるデザインを選ぶだけで、クラスTシャツは完成します。ただ、これだけではオリジナリティに欠けることも確かですが、心配はいりません。プリント位置や、テンプレートと併せて使えるパーツを用意しているショップも多いので、テンプレートを利用する場合でも、かなりオリジナル度の高いクラスTシャツを作ることが可能です。
完全オリジナルプリントの場合
完全オリジナルプリントの場合は、ショップによって対応が異なりますので、ここでは一般的なショップの場合をご紹介します。
・完全手描き
デザインを紙に手描きしてショップに送信します。ショップにより専用のオーダーシートが用意されている場合もあります。黒のボールペンなどを使いデザインを描いたらFAXで送るのが一般的です。
・Adobe IllustratorやPhotoshopを使う
Adobe IllustratorやPhotoshopで作成したデザインを受け付けているショップは多いようです。通常はショップのウェブサイトにデザインデータに関するルールが書かれているので、それに従ってデータを作りましょう。
クラスTシャツに使えるボディの種類、プリントの方法は、イベントの性格や目的によって選ぶと、納得のいくものができあがります。クラスTシャツを作る際は、ぜひ参考にしてください。